
私が就職をしなかった理由&今後のビジョン
FROM 広島のスタバ
先日、関西中心に新しい企画を創る学生団体の第一回目の企画が
無事に完遂しました。!
今回は私自身にとっても初の挑戦でもあり
正直、ここまで自分が関与しなかった企画は初めてでした。
アイデアのきっかけは作れたものの、
私が19歳のころ、初めて企画に取り組もうと
したときはどんな事を考えていたのか、
どこから説明すればいいのか、
まったく知識が0のこたちにできさせるわけなので
マネジメントの観点で分からないことだらけでした。
音響や、開催場所の相場や、
やりたいことと、予算のバランス
どうやって人を集めるのか、満足させられるのか
考えることは山のようにあります。
毎回、私自身学びと、刺激を受けています。
これまで私、個人のキャリアとして
19歳のころからイベント企画をやっています。
ステージに立ってパフォーマンスの側は6歳からですが、
その2つの立場は、考えることも優先順位もまるで違います。
初めて企画をして、お金をいただいたのが19歳のころでした。
表に立つ人間の気持ちも、裏方の気持ちも
なんとなく、わかるようになりました。
そして、それが社会の仕組みになっていることにも
気が付いていきました。
音楽だけでなくスポーツの世界でも
どんな世界でもプロは狭き門で9割の人が諦めていきます。
本当に好きなことが好きじゃなくなっていく、
一生取り組めなくなる、そんな人生も見てきました。
私が、イベントや、その世界で違和感を感じ始めたのが
ちょうど19-21歳ぐらいで、
大学で音楽を学んでいたころでした。
一回のイベント出演料が1万円。
今でこそ1万円払って出ることは
そんなに大したことではないように
思えますが、
こういうことはプロを目指す世の中では当たり前とされていて、
逆にそんなんでブーブー言ってたら
プロになんかなれないよ?そんな甘い世界じゃないよ?
というはなしです。
私も何とか、そのお金を用意して出演を決断したわけです。
ただ、終わってみて思ったことは
その仕組みで今まで誰も文句がでなかったのか、
もっと夢を追いかけやすい環境は作れないのか
そんな疑問にもんもんとしていました。
もちろん、プロになるのはそんなに甘くない、
その意見はわかります。若いうちは自己投資をするのも賛成です。
では、いったい何のためにプロを目指して、
夢を追いかけるのでしょうか。
手段が、音楽や、目標を持つことなのであって
多くの人は、その目的を見失ってしまっているような気がします。
目的とは何でしょうか。
ただ、音楽や楽器を続ける目的だけではなく
音楽を生業とするのならば、
それが、生きる目的です。
私でいうと、3年前から変わっていない目的意識が、
人々に感動を届けること
これが、私が音楽を続けている理由でもあり
生きる目的でもあります。
あなたの、目的はなんでしょうか。
実際に、この目的、という哲学が言語化できたほうが
人生が圧倒的に生きやすくなります。
私自身も楽器を続けてきた過程で何度も
目的と手段の区別化に苦しみました。
何度も、手段が目的になっていたからです。
実は、これが私が就職を選ばなかった理由でもあります。
人々に感動を届けられない人生なら、生きている意味はない、
そのくらい思える哲学、目的、軸があったから就職は絶対にnoでした。
ただ、例えば企業によっては、これが理念になっている会社もあります。
本質はそうじゃなくて、
どうしても、組織になると、個人の思惑とはかけ離れてしまいます。
感動の種類もたくさんあって、
私が、最も価値を最大現に届けられる相手も異なります。
じゃあ、武林だから、就職を蹴って自己実現の道に
進めたのか、というと、そうではなくて、
どこかのタイミングで覚悟を決められるかどうか、だと思います。
話が大きくなりますが、
社会、ビジネスは、価値と価値の交換です。
誰にどんな価値提供ができるかどうかで成り立つ。
もちろん、私も含めて、全員最初は初心者なんだから
できる、できない、自信がある、自信がない
という問題ではありません。
やらないと、自信はつかないし、何もできないまま。
今回の青ステ(青春✖️ステージ)は、
まったくの初心者である、学生のこたちと一緒に
企画を0から作りましたが、
その中でも、いろんなメンバーがいます。
ただ参加だけした子もいれば、
先頭を切って仲間を集め、メンバーをマネジメントできた子もいる。
そんな風に頭一つ抜けられたメンバーは
覚悟を決めてやった
それだけです。
最初はみんな初心者なんだから、初心者らしく
やればいいんです。
人の成長の仕方は人それぞれなのでとやかくいうつもりは
ないのですが、
とにかく、失敗を受け入れられる人は強い。
完璧主義だったり、失敗を親にひどく叱れ続けた人は
変に思考の癖がついているそうです。
私も、人まえで失敗することは嫌いだし、
変に完璧な自分を演じようとする時があります。
しかし、嫌でも、
人前で恥をかき、失敗した経験から、それを受け入れる力を
身に着けさせてくれました。
少し、話がずれてしまいましたが、
今後いろんな企画や、プロジェクトを進めていくうえで
とにかく、いろんな失敗をしてほしいのです。
私自身、今後色んなビジョンや構想を練っていますが
その中でも大なり小なり数々の失敗があると思います。
大事なのは、失敗した後の振る舞い。
これで運命が変わります。
人間関係が変わります。
自分自身への戒めも込めて
引き続き武林をよろしくです🙇♀️