
えたじま音楽村開村を終えて。
FROM えたじまの古民家
武林みつきです。
音楽村開村イベントを終えて、2日が経ちました。
まずは、参加してくださった村人、旅人、関係各所
3月30日のために尽力してくださったすべての方に心から感謝しています。
実際に当日がどんな空間だったのか、
どれくらいの規模だったのか、
何を届けられたのかのリアル。
この文章だけでも、私の主観で音楽村を
伝えられたらと思っています。
遡ること7か月前。この村づくりをしようと思ったのは、
初めて江田島を訪れた9月あたりからでした。
もともとイベント事業として2年前に立ち上げたJAMという活動の中で
「江田島でなにかイベントを開催してほしい」
今の関係者の方から声をかけていただいたのがえたじま音楽村のきっかけです。
初めて、あの真道山キャンプ場を訪れた時の衝撃が今でも忘れられないのですが、
直感的に、この場所に人が集まらないのはもったいない。
絶対にこの場所でおもろいことがやりたい、
そう思いました。
あの音楽堂が稼働率がほぼ0%、もともと、音楽イベントのために
建てられたものだということは後々知りました。
そしてキーパーソンである事務局長の岡チョンと
10月の酒祭りで出会い、
ど素人3人の、開催に向けた怒涛の半年が始まるわけです。。。。
表現者が集う村づくりのイベントが作りたい
誰もが表現できる空間にしたい
立ち上げ当初、
そんな想いだけはあるものの、
その思いがずっと空回りし続けている時間を過ごしました。
当たり前のことで、
想いだけで実現できることじゃない。
大空振りをやらかす日々。
なんでそんなにやる必要があるの?
なにも響かない、といわれた経験。
今までにない挑戦だったからこそ、
多くの失敗もしました。
そんな中でも
救いだったのは、その失敗を教えてくれた人がいたことでした。
江田島の人は、あたたかい。
それは甘えからではなく、本気で応援しあえる、
本気の挑戦を理解しあえる環境なんだということを
知りました。
今回の音楽村では、誰もが私のことを
村長と認識してくれています。
それは、自分自身が言い出したことで
音楽村を創ると言い出したのが私だから、
それと同時に、一番表現によって救われている人間
そして、人々が表現をすることに
最も価値を感じている人間でありたいと思っています。
そんなこんなで3月30日音楽村の当日様子がこちら!
この、宴の時間は本当に奇跡のようで
心の底から幸せで楽しかった。。。。
想いを実現する過程で数々の試練があり、
そして当日に関しても
もう、いやというほど、運営陣は終わった当時から
改善点を次回に向けて洗い出しました。
私からは、当日来村してくれた方々からの
感謝のメッセージを発信したいです。
多くの表現が行き交う、音楽村の空間作り。
それはすべて手段であり、あなた自身が今世何を目的として
その表現にたどり着いたのか。
今回のイベントを「開村イベント」と呼ぶ理由は、
4月から本当に、村づくりに入ったからです。
もともと、単発で終わりの予定ではなく、
えたじまを拠点とした村づくりを構想していました。
30日の空間で、なぜか、あたたかさを感じてくれた方、
今までにない、あの空間を感じてくれた方。
現在、江田島高田港から徒歩数分の場所に
音楽村役場『トリゴヤ』を創っています。
表現者が集う村づくり、
この循環を少しずつでも、広げていきたい。
あなたがえたじま音楽村役場に訪れるのを
楽しみにしています(o^―^o)ニコ