【メッセージ】関西で立ち上げたエンタメのブカツ部員22人へ。第4期新歓への想い

 

 

私はもともと物事を突き詰めて考えたり、問題解決能力が高いわけでもない。

むしろ苦手だ。本当にやりたいことを、周りを見て言わなかったこともあるし、

勢いめいたことを言って、失敗したことだったて何度もあるし、

何をやってもうまくいかない、時もある。

 

例えば、高校受験はうまくいったものの、

大学進学の進路選びは

周りの大人の意見を聞いて、いきたかった学校には行けなかった。

その結果、途中で退学してしまったし、

途中退学者の1年半はとにかくもがいて

何も未来が見えずに自分自身の人生に絶望していた。

 

17年間音楽しかやってこなかった私の人生からプロをあきらめ

目の前から自信が消えた瞬間。自分のことが嫌いになった。

なんのために生きてるのか本気で分からなくなった。

 

 

先生に認められたい。

友人にすごいって思われていたい。

 

 

同時にそんな自分自身のエゴのすべてに気付いた。

心の底から、大好きだった音楽、しんどい時に救ってくれた

音楽に対して、絶対に失礼じゃないか、

そんな理由で続けられるほど、甘い世界じゃなかった。

 

 

 

大人になり、社会という得体のしれないけど圧倒的な存在が

近づいてくるにつれ、私たちは本音を隠す時間が増えていく。

みんな、自分をほめられないといけないし、結果をだしていないと

存在価値を誰かと比べて、どつぼにはまる。

「武器をもっていないと生き残れないよ？」

 

愛のない言葉を平気で口にする大人もいる。

 

本当にそうなんだろうか。

 

 

 

大学受験に失敗して、人生に絶望していた4年前

勝ち組のアイツの人生と比べていた時期

音大を退学して唯一のアイデンティティを見失った瞬間

 

 

 

人は、こんなにも認めたくない自分、

弱い部分が当たり前にあるのに

どこかでそれを隠さないといけない気がして。

自分らしさなんか、自分でわかるはずもないのに

他人からの承認欲求で、全力で背伸びした自分を演じてる。

 

 

みんなそんなもんなんだからさ、

ダサい自分でよくない？コンプレックスとか、

隠したくなる自分が個性になる。

エゴでキモイこと考えてる部分。

自己嫌悪で頭おかしくなりそうになったり、承認欲求に溺れる時。

 

そこから、逃げずに、向き合ってこそ武器になる。

 

 

格好なんかつけないでほしい。

そのくらい、強烈な居場所を創りたい。

 

みんなで一生懸命頑張りあってる風な

うまく行ってる風なんて、どうでもいい。

キラキラしてるコミュニティなんて、興味がない。

 

人間らしさが混在している、コミュニティや学生団体なんて

言葉では到底言い表せない。

 

先生に認められたい、親から褒められたかった。

受験でもっといい大学に行けてたら。

そんなエゴを昇華した経験があるからこそ、自信なんてない

人生だったからこそ、ここで息をすればいい。

息ができるようになったら、まったく新しい自分に会いに行けばいい。

 

 

学生という枠を超えた【ホンモノを創る】が私たちのビジョン。

 

 

 

 

今でこそ、こんなにも人生を豊かにしてくれる仲間がいて

落ち込んだときに支えられる音楽に出会えたのも、

きっかけは、友人や、人だった。

1期生のキックオフから、半年。

これからいろんなドラマがあると思う。

 

私という個人も超えて、成長していくエンタメのブカツにしていきたい。

弱い自分を圧倒的にさらけ出せる環境、

仲間がいるからこそ、自分たちは挑戦できるんだと思う。

何者かであるかなんか求めていない。

説明もしなくていい。

 

 

圧倒的な居場所をつくっていくから

4期生のみんな、よろしくね。